Zhuang Si Chang Yan's Memo

5/29/2003
 
長江デルタ地域の15都市間で公共交通ICカードが利用可能

 長江デルタ都市間の「シームレスリンケージ」革命といわれる公共交通ICカードプロジェクトは現在盛んに発展をとげている。

 上海市では4月20日から、上海A12高速道路全線で公共交通ICカードを利用し始めた。今年7月から、全長238キロの申城高速道路ネットワークで公共交通通用カードが利用されるようになる。

 杭州市は5月1日から上海市との間で公共交通ICカードの相互利用を開始した。「杭州市公共交通ICカード」は杭州市のタクシーやバスで利用できる。

 浙江省の高速道路はすでに省全域においてオンライン料金徴収を実行した。温州市、嘉興市、紹興市などの都市でも今年下半期から利用する予定で、上海市、江蘇省の「公共交通通用カード」プロジェクトが今後一、二年内にスタートする。

 無錫市と上海市は2002年10月1日から全国で最初に「両市通用ICカード」を打ち出し、バス、タクシー、上海市のフェリー、軽便鉄道、地下鉄などの交通機関を利用できるようになった。無錫市ではバスに乗る際にICカードを使えば、「9.5(?)」の割引きとなる。

 江蘇省域内の主な都市公共交通ICカードおよび長江デルタ地域の主要都市とリンクする公共交通カードプロジェクトも検討中である。

 蘇州市はこのほど上海市、無錫市と三市協力取り決めを結び、今後三市間でもICカードが使われるようになる。

 カード1枚で長江デルタ地域を行き来できるわけである。長江デルタ15都市間での汎用ICカードの使用は間近である。 なお、長江デルタ地域は中国でも最も人口が密集(7400万人)しており、高度成長により生活水準も最も高い。昨年のこの地域は中国全土の1%の面積ながらも、5.5%の人口を有し、GDPとしては1兆9105億元に達し、全体の18.5%を占める。
5/27/2003
 
「6の主要産業が韓国を支える」


韓国の新聞によると、今後の韓国の主要産業は 「自動車、造船、鉄鋼、機械、工場設備、繊維、ファッション、石油化学」だそうだ。これら6つの主力基幹産業が10年後にも世界シェアを増やし、韓国経済が成長するための強力なエンジンとなるだろう、との見方を政府は持っている。

日本ではこれらが主要産業だといわれることはほとんどないと思う。ところ変われば見方は全然違うものだ。

先端産業が低コストの後続国に伝播し、国内産業が空洞化する、というような現象は想定していないのだろうか?
5/26/2003
 
「小霊通」サービスが北京でスタート

北京でPHS(小霊通:xiao ling tong)サービスが、スタートした。
以下は、 「北京青年報」による消費者の需要/認知度調査の結果。
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小霊通のどんな点に魅力を感じるかをたずねたところ(複数回答)、「値段が安い」とした人が84%、「単方向課金(電話をかけた方だけが料金を支払うシステム)」が82%。「電波が弱く、環境と健康によい」点をあげた人は40%に上った。

小霊通を利用するかどうかたずねたところ、「様子を見る」と答えた人は61%、「利用しない」とした人は33%で、「利用する」はわずか5%にとどまった。利用しない理由として、信号が弱い点やサービス範囲の狭さなど小霊通自体の欠点をあげる人もいるが、大半の人はすでに携帯電話を持っているので、新しいものを購入して電話番号を変えたくないと答えている。
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「環境と健康によい」という回答は面白い。また、「大半の人はすでに携帯電話を持っている」というのも知らなかった事実。今後ここでは中国の情報通信や社会事情について調べていこうかな。
5/24/2003
 
「東京都の新銀行、NTTなど提携 資本金目標2千億円 」

中小企業に無担保で融資する、というのも面白いが、NTTやJR東日本やイトーヨーカドー等と提携してICカードを導入するというのがすごく面白い。「ICカードなどを媒介にして金融、交通、流通、行政など新しいネットワークを構築し、新銀行がそのハブになる(石原都知事)」という。このカードは新産業や新サービスのプラットフォームとなるだろう。
5/23/2003
 
BLOG、つくってみました。

写真つき日記サイトのようなことは自分のサイトでこれまでやってきてるので、そういう用途ではなく、アイディアを書き留めたり、ちょっと意見してみたり、という用途でここを使おうと思っています。

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